漫田久子の備忘録

日常、競馬など

【実話】成人式より優先したグァンチャーレのシンザン記念

寒さも厳しい、懐事情も厳しい、何もかもが厳しい候。無個性な振り袖姿の女の子達が、雁首揃えて首元に白いファーを巻き付けて街を闊歩する季節がやってきました。そう、もうちょっとで成人式です。

 

みなさんは成人式の思い出がありますか?クラス会や同窓会で久々に旧友と再会した思い出、羽目を外し過ぎて飲んだ酒を全部吐いてしまった思い出、市長のありがたいお話を妨害することに命を懸けた思い出…。十人十色ですね。心のアルバムにかけがえのない1ページが加わったことでしょう。

 

僕の場合、京都競馬場で行われた成人式に参加しました。20歳は自分と友達の2人だけでしたが、来賓のおじさんたちをはじめ、新成人の父兄と思われる方々など、沢山のどうしようもない人生の先輩に囲まれ、あの大事な日を迎えることができました。この場で感謝申し上げます、ファッキュー。

 

その時の気持ちはというと、それはそれは清々しい(本田風に言えば「きよきよしい」)ものでした。ああ、これで僕もどうしようもないやつらの一員だなあ。なんだか社会の一員として自覚が芽生えた気がします。

 

次々に届くLINEやFacebookの投稿には、まぶしいほどに輝く旧友たちの姿が映ります。みんな大人になったなあ。前途明るい未来へそれぞれ羽ばたいていくんだなあ。ふとコース中央の池に目を移すと、そこには飛べないように羽の腱を切られた可哀想な白鳥たちがいました。僕は羽ばたけないのかなあ。鳥に自己投影する自分もいました。その1年後、白鳥たちは鳥インフルに罹り殺処分されてしまいます。

 

「おい!なんで成人式来てないんだよ!」みたいなLINEの返信にうんざりしてきた僕。「競馬場に来ています」と真面目に返すのも癪だったので、「名馬の誕生を目撃しに来たよ」と返すことにしました。シンザン記念自信の◎クイーンズターフ。名前がまず強そうだ。名前通り、芝の女王にならないわけがないだろ。伝説の名牝になる。こんな名前しといてデビュー戦ダート走ってるのはかなり気になるけどご愛嬌ご愛嬌(*^^*)(*^^*)

 

このレースで勝ったのがグァンチャーレ(豚ほほ肉の塩漬け)でした。豚ほほ肉の塩漬け!?こんなふざけた名前の馬が強いわけないだろ!!と思ってたらめちゃくちゃ強い馬でした。まさか7歳まで走って息の長い活躍をするとは。重賞勝ちは結局シンザン記念のみでしたが、重賞でも馬券によく絡んで、間違いなく競馬ファンの思い出に刻まれる馬になりました。

 

対してクイーンズターフは生涯で11回1番人気に推されるも勝ったのは2回だけ。馬の強さは名前じゃない、ということを教わりました。成人式を欠席したことで。得られたものはむしろこれだけでしたが、まあ後悔していませんよ。今までの自分の数ある選択、それは成功も失敗も含めてですが、それらがあって今の自分が出来上がったわけですからね。後悔したら自分を全否定ですよ。…ええ、成人式はちゃんと参加すべきでしょう。(グァンチャーレお疲れ様でした)

黒寄りのグレーと白寄りのグレー

新年早々に仕事でお世話になった先輩の訃報を伝え聞いた。東北と九州という遠く離れた場所にお互いいながら、大阪などで出張のタイミングが合えば隙あらば飲みに行く間柄。正直仕事の仕方に敬意はなくて、その点においては僕の考え方とは相反していたが、酒席となれば大いに盛り上がり尊敬する方だった。これからの何十年間、こういった出会いと別れが繰り返されると思うと憂鬱に感じるが、1つ1つを疎かにせず御縁を大切にしていきたいと思う。一期一会とはまさにこの事だろうか。

 

そんな人生の機微を感じる最中、Twitterでこの話題とリンクする話題を見つけた。具体的な人物名や内容、その是非について当事者ではない僕が言及することは避けるが、皆さんにもここで一考してもらいたいテーマではある。

 

 

「グレーゾーン」この言葉にどんな印象を憶えるだろうか。まああまり良い意味で使われない言葉ではあると思う。違法すれすれの行為とか、そういった微妙なラインを表現するときに使われる。

 

ただし僕はこの言葉も二面性を持っていると考える。ブログタイトルのまま、「黒寄りのグレー」であるのか、それとも「白寄りのグレー」なのかだ。

 

法をイメージするとわかりやすいと思う。黒寄りのグレーは「倫理的にもアウトで法の網をくぐり抜ける」行為。対して白寄りのグレーは「倫理的にもセーフだし法の欠陥によりそうせざるをえない」行為。こんなところだろうか。グレーゾーンに踏み込んだ時点で倫理的にセーフも糞もないという考え方もあるが、残念ながらこの世の中にはそんな事象があふれている。

 

最近競馬界隈では某競馬関係者の家庭内トラブルが話題になった。あの場合、警察が介入した時点でその行為が真に行われたことは間違いなく、是非で言えば間違いなく非。糾弾されても仕方がない。ところが他の要素に目を向けてみると、そもそも何かがおかしい。原因は両者にあるのでは?…etc.と、様々な視点が浮かんでくる。それをもってグレーゾーンだとは言わないが、無差別大量殺人鬼ぐらいはっきりした悪でないと黒と認識できないことは、この話にしてもそうだし沢山存在していると思う。

 

M‐1を機にブレイク中の「ぺこぱ」のネタがわかりやすくて、背景までおもんぱかった時、途端に肯定の情が浮かんでくる瞬間がある。そういったことは判断能力を鈍らせてしまう時もあるが、逆にそういった思考が1ミリもないと偏った考え方に終始してしまう。これは僕がこの1年気を付けていることの1つでもある。

 

結局何が言いたいのかわからないところでフワフワと話を進めているが、最初に書いたように是非について言及するつもりはない。一番考えてほしいのが、「考え方が異なる相手との向き合い方」である。

 

亡くなった先輩とリンクした部分はまさにそこで、僕は経営者目線の考え方に対し先輩はあくまでも雇われ営業マンとしての考え方。経費や仕事に対する向き合い方、そして根本的な覚悟から違うので、当然異なった主張になるのである。話しててウンザリすることもしばしばあったが、それでも同業の仲間として尊敬し仲良くしていたのは、そういった部分と人間性を切り離して考えられたからだと思う。僕だけでなく先輩もそういった切り替えで接してくれた、はず。

 

人間関係というのは我慢するかしないかで決まる。めちゃくちゃ気の合う友人にも、理解できない要素が少なからずあるはずで、そこを我慢できるかできないか。僕は我慢できない系人間なので、友達が少ない。残念。

 

だからといって無理して我慢する必要もない。それって精神衛生上とても良くないので。何らかのコミュニティに属している以上、そういった取り捨てに必ず遭遇する。我慢した人間は「大人の対応」だと讃えられるが、僕はそう思わない。明らかに自分のイデオロギーに反しているのに我慢するのは、嫌われることからただ逃げているだけだから。そこは必ず主張すべきである。

 

そのうえでどうなるか。亡くなった先輩とは意見を交わしたうえで間柄が続いたからよかった。逆ならそれまでの出会いだったのだろう。

 

グレーゾーンというのはまさにその境界線だと思う。自分がどうしようと勝手だが、そこに他人を巻き込むべきではないし、巻き込まれそうになったら自分の信条にとことん従えばいい。

 

いつもの通りなにが言いたいかよくわからないブログになってしまったが、AV女優の高橋しょう子が整形して量産型になってしまわれたことについては、一人一人が熟考し後世に語り継いでいきたい。

11月90万勝ちで3年連続プラス収支が確定しました

東京出張中のホテルでやることがなかったので、馬券の近況報告をします。

 

とりあえずタイトル通りめでたく今年も回収率100%超達成です。個人的には購入100万以上のプラス収支にしか価値がないと思っているので、数字にも満足しています。

 

先週はお得意の朝イチ馬券が炸裂。


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漫田フォーム応用編で12点買いでしたが、半帯を取れました。欲を言えばちゃんと帯になる買い目、資金配分にできれば満点だったと思います。

 

今週はエリザベス女王杯的中。

 

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鞍上強化のラッキーライラック、クロはクロでもクロコスミアと思っていた中、資金を大きく回していた買い目が的中したので、こちらは満点と言えると思います。

 

というわけで2週で90万勝ち。下記収支は先週終了時点での数字で、この時点で勝ち確っちゃ勝ち確ですが、今週の収支でより見映えの良い数字となりました。

 

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とはいえ令和元年競馬、大変しんどかったです。4月ぐらいに40万当ててからのスランプが長く、北海道競馬も当たらず終い。10月が終わった時点でちょっとやべーな感満載でした。40万くらい負けてましたからね。

 

ただそこで軸がぶれなかったのが勝因だと思います。誰かが「マイホームよりマイフォーム」と話していましたが、まさにその感じ。フォームは自分の成功体験を基に構築されていくものなので、そのパターンで何回も当たってなおかつその内容についてもしっかり分析できているノウハウのはずです。

 

そこには一定の確率が存在していて、それを「当たらないから」と途中で変えてしまうことは、いずれくるはずだったチャンスを逃してしまうことを意味します。当たり前ですね。

 

我慢したおかげで11月頭の固め打ちが実現したわけで、そこは今年の収穫だったと思います。ブランクの分析はできているので、これからはもう少し確率を上げていきたいです。小学生の作文みたいですが以上。

 

漫田フォーム説明書

https://note.mu/anadaisei0402/n/nd478c76ee0b4

むかどんについての情報が錯綜している件

「駐車が下手くそ」で有名な赤ちゃんアフィリエイターのむかどん氏が、先日自らのTwitterアカウントにて近影を公開した。

 

これにより社会は大混乱。「赤ちゃんじゃないやん」「マックスむらい似じゃなかったの?」などと、ネット上では落胆の声が広がる。

 

私とむかどん氏は彼の地元しぞーかで、「絶頂アクメ!!アナルFUCKオフ会」を開催する仲であり、混乱を解消すべく彼に関する正しい情報を当ブログでまとめていく。

 

(この記事はサウナから配信しています)

 

①性別

この段階で間違った情報が広がっているが、実際は女の子である。得意料理はロールキャベツ。

 

②なぜむかどんなのか

本名である。

産婦人科の喫煙所でご両親が彼の写真をDQNに見せた所、「めっちゃ向井理じゃんwww⤴️⤴️⤴️」と褒められたという。

 

気をよくしたご両親は向井理をもじった名をつけようと考え、「向井」→「向丼」→「むかどん」。つまり「向 丼(むか どん)」が彼の本名となる。

 

③マックスむらい似について

似ているとかではなくマックスむらいである。AppBankを創業し数年前になんだかヤバくなったのもむかどん当人である。

 

闇金ウシジマくん

一部では闇金ウシジマくん説も出ているようだが、丑嶋についてはむかどんがモデルであることが確定している。

鰐戸三兄弟のモデルは神原三兄弟という実在したガチでやべーやつらであると広く知られているが、この事実についてはあまり知られていない。

 

実写版丑嶋役の山田孝之はむかどんのTwitterアカウントを見ながら役作りのイメージを膨らませたという。

 

⑤あの写真は本物なのか

「めっちゃ向井理闇金ウシジマくんのモデルになった得意料理ロールキャベツの女の子・マックスむらい」が彼の正体なので、無論あの写真は偽物である。アイコラと推定される。

 

 

いかがだっただろう。混乱に光は射しただろうか?

 

この社会では情報の取り捨てが生死をわけると言っても過言ではない。彼があの写真を自分と偽ってあげた意味とは。私たちへなにか警鐘を鳴らしたような気がしてならない。

 

ところで取り捨てと言えば「漫田フォーム」をご存知??このフォームは三連単を最小6点まで絞り高い配当を狙う馬券フォームだ。精度の高い取り捨てを習得し、馬券巧者に一歩二歩近づいていこう!!

 

https://note.mu/anadaisei0402/n/nd478c76ee0b4

 

馬券のプラス収支は負けの逆算である

このブログを読んでいる人のうち、馬券で負けている人がどれくらいいるだろうか。情報筋に話を聞くと、Twitterで的中自慢する人のほとんどが年間はマイナス収支で、実際に勝っている人はほとんどいないらしい。僕は勝っているのでそんな人たちが愛おしくて仕方ない。

 

「本当に勝ちたいなら承認欲求を満たしている場合じゃないだろ!!勝つための研究をしろ!!」

 

競馬で勝つためにはどうすればいいだろう?と、ひたすら考えていた時期がある。大学4回生らへんだったと思う。まあ考えたところでWINSにいるそこらへんのおっさんが20代の頃思いついたであろう、しょうもない答えしか出てこない。

 

当時は初対面の人と飲みに行く機会が多かったが、お互いのことをなにも知らない相手と話す時は決まって、「趣味は?」みたいなありきたりな質問からスタートする。読書・旅行なんていう意識高い系嘘をついても仕方がないし、毎回「酒、競馬」と答えていた。女性には当然ウケの悪い回答のようで、決まって片っぽの口角だけ上がるような笑い方をされた。それを見て「くだらねえ…」とつぶやき、懐からわかばを取り出し咥えるワイ…(※実際はタバコなんて吸わないし「くだらねえ」とも言わないけど、こういう瞬間は毎回喫煙者に憧れた、という表現技法です)

 

そんな時同席していたおっさんの口から放たれたある一言が僕にヒントを与えた。

「競馬なんて負けるんだからやらん方がええ」

たしかにその時僕はマイナス収支だったのでぐうの音も出なかったわけだが、ここで初めて「なぜ競馬は負けるのか」ということを考えるようになった。そこからは割ととんとん拍子だったように思う。

 

まず大衆心理として「競馬は負ける=だけどなにがなんでも勝ちたい」という力が働くことに気づいた。前から単勝1.1倍のような馬券にぶっこむ人がいる現象を不思議に思っていたが、手堅い馬券を当ててなんとか勝とうとしているのか。なるほど、当たり前だな。

 

そうすると手堅い馬券の効率問題が浮上する。手堅い馬券を買うことが本当に勝ちへの近道なのか?いやそんなはずがない。仮に1.1倍の馬券を同一レートで買い続けたら、10回買って10回的中しないと倍にならないじゃないか。効率が悪すぎる。なるほど、当たり前だな。

 

ということは1回の勝ち幅が大きい方が効率いいのか。これは間違いないな。

ここで初めて競馬で勝つために重要な思考へとたどり着いた。

 

「馬券は負けられる回数を増やすこと」

 

勝ちへの執着が強く、手堅い馬券しか買えない人にとっては想像もつかない考え方だと思う。「競馬は負ける」というおっさんの言葉はまさに真理であり、これは覆りようのない事実なのだ。だったら弱みを強みに変えてしまおう。それだけの話だ。

 

この話を理解するために、この記事を読んでいるみなさんには、ぜひ自分の馬券の分析をしてほしい。どんな馬券の買い方をしている人にも通じる概念だから、決して損はないはずだ。

 

まず見てほしいのが自分の的中馬券の平均配当と平均購入金額。広義的な意味での合成オッズである。例えば平均1000円の購入金額で平均10000円の配当だったら、合成オッズは10倍となる。ということはこの人が年間収支をプラスに持っていくためには、11%以上の的中率が必要であり、1回的中するごとに9回まで負けられる馬券を買い続ける必要がある。

 

もう1つ例をあげよう。平均6000円の購入金額で平均30000円の配当だった場合。3連単を60点ぐらい買っているのかな?という想像ができる。平均で300倍の3連単を的中していたらけっこう優秀なように思えるが、合成オッズで見れば5倍である。的中率を21%まで引き上げないと年間でプラスにならないし、1回すばらしい3連単を当てても4回しか負けることができない。これをできるレベルの人は、競馬予想で食っていけると思う。つまりプロ級だろう。

 

この点を確認すると、自分の馬券購入がそもそも黒字体質なのか、赤字体質なのかを認識することが可能だ。頑張って働いて稼いだ給料を購入資金にあてたところで、それはゾンビ企業に融資する資金難の地方銀行と変わらないわけだ。そんなことは一刻も早くやめなければならない。

 

釣り合いが取れている人はそのスタイルを貫けばいいが、赤字体質の人は経営改善計画を立てなければならない。

 

大きい要素としては購入資金の見直しと券種の選定だろう。

 

要するに負けられる回数を増やすか的中率を鬼のように上げることが黒字転換への方策だ。券種をいじりたくない人は、購入資金を減らすか合成オッズを上げなければならない。先ほどの6000円ー30000円の人なら購入資金を半分に減らせば9回まで負けることができる。逆に6000円をキープしたいなら購入点数を半減し、1点あたりの購入金額を倍にする。そうすれば平均配当も倍になるので同じく9回負けることができる。点

 

数を減らさずに60000円アベレージにすればいいじゃん、という人がいるかもしれないが、それができるなら最初からそうしとくべきで、さらにプロの領域へと近づいていると言えるから論外だろう。

 

60点買ってたから3連単当たってたんだよな~という人は、本当に勝ちたいなら券種見直しが必要だろう。3頭当てなくてもいい馬単にするのか、あるいは順不同の3連複にして1点を厚く買うのか。人それぞれだが、いずれにせよ「負けられる回数を増やすか的中率を鬼のように上げること」を目指し、変化をつけなければならない。

 

そんな僕が編み出したのが「漫田フォーム」だ。3連単6点で100万円を目指すこのフォーム。平均購入資金10000円で100万円を目指すので合成オッズは100倍。的中率2%でも勝てる、99回負けることができる魔法のフォームだ。

https://note.mu/anadaisei0402/n/nd478c76ee0b4

 

出張中移動が暇だったので宣伝記事を書いてみました。以上。

フェルナンド・トーレス引退にあたって

先日サガン鳥栖所属のスペイン人FWフェルナンド・トーレスが引退を表明した。サッカーファンにとっては説明不要のスーパースターであり、WC優勝などナショナルチームでも輝かしい成績を収めた。そんな選手がJリーグにやってきて、しかもキャリアを日本で終わらせたのだから、給料泥棒と揶揄される成績であっても感慨深いものがある。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%88%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%82%B9

 

20~30歳ぐらいのサッカーファンにとって、トーレスは男女問わずアイドル並みの人気を誇っていた。詳しいことはWikipediaをぜひ見てもらいたいが、アトレティコ・マドリーの下部組織で頭角を現すと、20代前半で一躍クラブのアイコンに成長。その後はEPLのリバプールに移籍し、初年度に得点を量産するなど大活躍を見せた。サッカー好きが講じて仲良くなった中学時代の友達数人とは、いつもトーレスのプレーで話題が持ち切りだった。当時のリバプールトーレス以外にもジェラードやシャビアロンソ、ホセレイナ、ディルクカイトにジェイミーキャラガーなど魅力的な選手が揃っていて、その時期だけリバプールファンがやたら多かった気がする。

 

そんな一時代を築いたトーレスだが、僕個人の印象では「とにかく技術的に魅せる選手」というイメージではなく、「泥臭くゴールへの嗅覚に優れた選手」という印象だ。もちろん賛否両論はあるとして、あの甘いマスクに似つかない不器用さが彼の魅力だったように思う。稀に見せるアクロバティックなスーパープレーが、さらにサッカーファンを引き付けることになったのは言うまでもない。

 


〝この頃の彼を止められる者はいなかった〟「フェルナンド・トーレス」-Redsでの全ゴール集 HD

 

チェルシーに移籍してからはスランプに陥り、「早熟」「終わった選手」などと言われたが、ACミランを挟んで帰還した古巣アトレティコではいぶし銀の活躍。ヨーロッパリーグ制覇を置き土産に、昨年日本のサガン鳥栖へ移籍した。僕が一番サッカーに熱中していた時代のアイドルが来日したわけで、当然彼のプレーを見に行きたかったが予定が折り合わず結局それは叶わなかった。鳥栖での成績は振るわなかったが、同時期に移籍してきたイニエスタたちとJリーグを大いに盛り上げた。そして先日の引退表明に至る。

 

なぜ今回わざわざトーレスの引退を記事にしたかというと、引退後も鳥栖に残りチームを改革する意思を表明してくれたことに感動したからだ。サッカー選手が引退するたびにブログを書こうとも思わないし、実際トーレスが引退すると知った時も「寂しいなあ、ついに引退かあ」ぐらいにしか感じなかった。

 

https://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=60508

 

しかし引退会見の言葉の1つ1つに彼の人柄、魂を感じて刺さるものがあった。

「日本のサッカーを世界に広めたい」「ユースを育ててクラブを大きくしたい」「できることはなんでもする」

縁もゆかりもない、1年足らずしか住んでいない異国の地でここまで熱く語るなんて普通考えられるだろうか。しかも輝かしいキャリアを歩んだイケメンのスーパースターである。地中海が見えるプール付きの白亜の豪邸に住み、余生をゆったり過ごすことくらい考えても良さそうなものだが、それは凡人の考え方なのかもしれない。そういった熱いアグレッシブな人間だからこそのフェルナンド・トーレスであり、この実績だと言えるだろう。

 

基本的に無気力人間だと自覚しながら日々を生きているが、住んでるステージが全く違う異世界の人間からこんな刺激を与えられるとは思わなかった。毎日この記事を読んで気持ちを奮い立たせるために、備忘録としてしっかり記録しておく。ちなみに宝塚記念は◎エタリオウで死亡した。

「君の名は。」を初めて観た感想

流行には意地でも手を出せないひねくれものの僕は、空前の社会現象を巻き起こした映画「君の名は。」を一度も観たことがなかった。観たかったのに観てなかったわけではなく、単純に興味がなかったというのが正直なところである。とはいえ観てないにも関わらず、「あんなのミーハーが騒いでいるだけの駄作だろ」などと評していた過去の自分については、とりあえず黒歴史として地中奥深くに埋めておきたいほど恥ずかしさを憶える。

https://www.youtube.com/watch?v=sjhbO8lIc2s

そんな僕にとっての記念すべき「君の名は。」第1回視聴が先ほど終了した。観ようと思ったきっかけは「テレ朝が6/30に地上波放送をするから」という完全にひねくれもののそれで、放送まで我慢しようとかそういうのは一切ない。何なら自分より流行を先取りしている日本人が大半の中で、「地上波民より先に見終わりたい」という謎の競争心に煽られたわけだ。我ながらくだらない人間だと思う。ちなみに地上波”初”放送ではないので、完全に、真に時代遅れだということは自覚している。

 

観終わった結論から言うとsurfaceのキーボードを涙で濡らすほど感動した。なんて良い映画なのでしょう。自分のビフォーアフター具合に思わずテレ朝人気リフォーム番組みたいな口調になってしまったが、「良い映画すぎるでしょ!!」というのが素直な感想だ。作画・ストーリー・音楽すべてが完璧に思えるほどで。まあ自分は映画の講評をできるほど大した知識を持ち合わせていないわけで。そんな僕でも良い映画と言い切れるんだから流行りますわな。うん。

 

音楽に関しては昔からRADWIMPSが好きだったため、スパークルなどは良い曲だなあとよく聴いていた。劇中においてもかなりいい仕事をしていて、この作品の世界観の半分は彼らが作り上げていると言っても過言ではないだろう。音楽と絵の盛り上がりのピークがシンクロするシーンの数々は鳥肌ものだ。めっちゃ褒めてるやん自分。

 

公開当時に女の子と2人で行ったカラオケで歌ったりすると、相手が「君の名はめっちゃ感動した~」などと会話を盛り上げようとしてくれていたものだが、映画の方はからっきし興味がないため「あ、そうなんだ」としか返せず微妙な空気になったのは苦い思い出でである。めっちゃアホやん自分。

 

ストーリーは完全に初見だったためかなり新鮮に楽しむことができた。伏線などはかなり作りこまれていて、物語序盤でなんとなく出てきた「かたわれどき」の時間のみ、物語終盤において主人公2人がふれあうことができたシーンなんかはただ関心してしまった。「伏線だぞ!」って思わせない伏線ほど心地いいものはない。

 

電車ですれ違ったシーンからエンディングまでの描き方もかなり秀逸で、行動に現れる心情の移ろいにグッときてしまった。当たり前だが2人のその後がまったく描かれないで終わることについても、野暮ったさを生まないという意味でかなり大きい点だと思う。女性主人公の幼馴染2人が結婚式の相談をしているシーンの描写は、視聴者が勝手に膨らます2人のその後の想像を掻き立てるものではないだろうか。

 

と、もっと書こうと思えばいくらでも書けそうだが、この程度の感想は何万回とされていることなのでここらでやめておく。それこそ野暮ったい。まあ何が言いたいかといえば「君の名は。めっちゃええやん」ということしかないわけだが、もう1つ。流行るものには理由がある。老若男女問わずのブームに対して興味を持つことは無駄ではないかもしれない。タピオカについてはスルーでいいだろう。

 

以上タピオカカエルを守る会会長コメット翔でした。