漫田久子の備忘録

日常、競馬など

マヌケな競馬村と瀧川寿希也

前からバカなんだろうなあとは思っていたが、ついに「本物」であることが証明された瀧川寿希也騎手。このモンスターを生んだ競馬界は本当に罪深い。呆れて言葉も出ない時代錯誤な競馬村だが、抜本的な構造改革が為されない限り、定期的にこういうアホが生産されていくことは自明であろう。

 

そもそもこの業界は以前から言及されているように、社会一般の感覚から大きくかけ離れた側面が多く見受けられる。八百長が横行しているなんてのは最たる例で、「公正競馬」などと抜かしておいて、馬主を守るため、競馬を存続させるためだなんだと正当化し、真逆の行為を平気で看過してしまう。

 

仮にあのマヌケがネットで囁かれているように、八百長に嫌気が差して騎手を辞めると言っているならば、それは当たり前の感覚だしむしろ応援したいとさえ思う。僕が大好きだった中野省吾も、恐らくそれ絡みで南関を追い出されたのではないかと言われている。一人の若者が大きな組織相手に声をあげること自体、本来ならば尊敬の念を抱かざるにはいられない。

 

しかし今回は軽蔑しかない。あまりにも社会常識が欠如しているし、人間として幼すぎる。優しいファンや周りが正してあげようとオブラートに包んでアドバイスしてあげているのに、「自分に意見する人間は全員敵」とでも言わんばかりに突っかかっていく。騎手以外の職業はカス、一緒にするなとまで言い出した。まともな大人なら今後こんなやつを相手にすることはないだろう。お中元や営業活動なんて場末スナックのインドネシア人チーママでもやっている。

 

誰かが以前「騎手なんて所詮中卒」とバカにしていたが、言い得て妙だなあと感心している。しかしこれを正論にしてしまっているのは競馬村の怠慢だとは思わないだろうか。人間教育を疎かにして、一般的な常識すら教えていない。いや、もしかしたら教えているのかもしれないけど、こんな不完全な人間を平気で世に放ち、有望株として良い乗り馬を与え持ち上げる。競馬ファン競馬ファンで「天才」などと呼びちやほやする。マヌケにそんなことを言っていたら浮かれて勘違いするのは当然だろう。ある意味被害者なのかもしれない。

 

と環境の悪さも原因として指摘してみたが、実際のところ当人の致命的な頭の悪さは否定できない。割と言及されていることだが、情報商材屋と絡んでYouTubeに出演したのは悪手もいいとこ。騎手が絡んではいけない人間なのはどう考えたって明らかだ。

 

なぜその情報商材屋がダメなのか。彼が自分と同い年だと知って興味を持ちいろいろ調べてみたが、経歴云々を置いといて気になったのが、あたかも凄く見える中身のない数字を強調して自分を大きく見せている点。これは胡散臭いやつの常套手段で、バカを一網打尽にする最高の作戦だ。瀧川寿希也もその撒き餌に飛びついてきた一人と言える。

 

 

これなんかはわかりやすい。7000万円の粗利スゲーじゃんと一瞬思うけど、業界・業態・年間売り上げ・会社の規模など諸々がわからないと素直に評価できるわけがない、というのは経営者じゃなくてもわかるはずだ。利益率8割の業界と利益率3割の業界では7000万の重みが違ってくる。「俺は某企業を単年の粗利7000万まで引き上げましたよ」って言われて、「よっしゃ君を信じよう!」と言ってしまう経営者がいるとしたら、コンサルを任せる云々の前に倒産してしまっているだろう。

 

もちろん本当にコンサルをやっているならこんな売り込み方はしないと思うが、少なくとも瀧川はこの程度の文句でへこへこついていくような人間でそこが問題だ。こんな井の中の蛙バカには、一度トラック運転手をさせて死ぬ思いをしてから煮るなり焼くなりするのが一番。いずれにせよ騎手は一生しないでいただきたい。

「JRAのCM正直なんでもいい説」と語彙力がほしい話

今日は特定の話題についてではなく、最近思ったことをつらつらと書いていきます。

 

最近TwitterのTLを確認することがめっきり減りましたが、極稀にアプリを開くと3億年前から議論されているデジャヴな内容で盛り上がる様子を見ることがあります。その中で僕の目を引いたのはJRAのCM議論。ラッタッタとTHE LEGENDのどちらが良いかを熱く語り合う謎定期です。ちなみに僕はTHE LEGEND派です。

 

ラッタッタ放送開始直後は圧倒的クソ評価で「博報堂氏ね」なんて言われていた気がしますが、最近は評価する流れが主流みたいですね。ちょっとびっくりしましたが、その論旨としては「ラッタッタでは新規ファンを獲得できるけどTHE LEGENDでは無理。現に新規増えているし」「既存競馬ファンを満足させるだけの生産性のないCMを流す意味がないだろ」という感じ。まあ百理ありますな、という所感ではあるけど、本当にラッタッタで新規ファンが増えているかなんてわからないですよね。言いたいことはわかるけど。

 

そもそもTHE LEGENDで新規ファンが増えなかったのかすらわからないですし、実証できない肌感統計に意味なんかあるのでしょうか。「でも当時より今の方が馬券の売り上げ増えているよね」と言われそうですが、それもラッタッタが要因なんて言えませんよね。今はスマホがめっちゃ普及してディズニーランドでも馬券を買えるくらい馬券購入が手軽になったわけです。あとキタサンブラックとか話題性のあるスターホースも登場したし、UMAJOスポットなんかもこの数年でできています。売り上げや新規ファンが増える要因、考えれば考えるほど出てきますね。

 

何が言いたいかというと、この手のCMの良し悪しをそこで語るべきではないんじゃないかなと思うんです。そもそもラッタッタとTHE LEGENDどちらが良いかなんていう議論自体不毛であることに最近気づきましたが、極論言うと武豊ルメールがしょうもない漫才しているだけのCMを垂れ流しても新規ファンは増える気がします。競馬その物のコンテンツ力がでかすぎますから。THE LEGEND見ながらせんずりこいてもいいじゃないですか。土屋太鳳見ながらせんずりこいてもいいじゃないですか。オカズは人それぞれですよ。…議論の始まりが僕だけズレていたみたいなのでこの話題はここで終わりますね。

 

話変わって語彙力ほしいなあって。まあそれ以上でもそれ以下でもございませんが。僕高校1年の時、暇すぎて(勉強しろ)小説を書こうと思ったんですけど、実際書こうと思うとまったく筆が進まないんですよね。ストーリーは決まっているのだけれど筆が進まない、これは語彙力の不足が原因に他ならないです。売れている小説を見れば一目瞭然ですが、作家の人たちは1つのニュアンスにつき100個ぐらい言葉の引きだしを持っています。大袈裟じゃなく。

 

例えば「今日は不安で死にたくなった。不安である理由は~~~だ。不安な僕は一人不安を押し殺し、不安な日々をこれから過ごしていくのだ。」みたいな1節があったら「不安」という言葉にすべて違う表現を用いるんですよね。そもそも文才がある人はこんな文章構成にしませんが、要するにそういうことです。僕はこれが原因で挫折しました。

 

このブログを書いているときも、1回1回違う表現を使うことに気を付けていますが難しいですよね。語彙力は自然に身に着くものではないので勉強するしかないです。

 

ということでまとまりの話題でしたが今日はこれで終わります。「たっぽい!たっぽい!たっぽい!たっぽい!」でおなじみのTOM★CAT「TOUGH BOY」を聴きながらお送りしました。駄文をご拝読いただきありがとうございました。

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好きな作家の話でもして気を紛らわすブログ

かなり久々のブログ更新。気が付けば2月がもうすぐ終わろうとしているが、この1か月は精神がひたすら壊れていた。「こいついつも病んでんな」と思った人もいるだろう。そう思われても無理はないが、今回はマジで洒落にならないくらいショックな出来事があった。時期が来たら近い人には真相を語ろうと思う。気を紛らわすために死ぬほど働いて気丈に振る舞っていたが、感情と実情のギャップで壊れてしまった。今日は憂さ晴らしもかねてキーボードを入力している。

 

とは言え書く内容もあまりない。ストレス発散のために無意味な散財で30万円失った話を書こう、と思ったが中身がまったくないのでやめた。好きな作家の話でもしよう。

 

僕は小学校の時から新聞を読む習慣が身についていた。きっかけはあまり覚えていないが親に読まされるわけでもなく勝手に始めた日課だったのは覚えている。初めはスポーツ面を読むことからスタートし、次に1面、社会面と読むページを広げていくうちに、高校時点で全ページを読むようになった。そのおかげなのか、中学校の社会のテストで必ず出てくる時事問題は毎回全問正解だったし、国語・現代文に関してはまったく勉強していないにも関わらずいつも模試で好成績をあげることができた。他の教科はからっきしだったが。

 

中学になると小説も読むようになった。ジャンルは様々だがバイオレンスなものからファンタジー系まで幅広く読んだ。

 

過激なジャンルでは「悪夢シリーズ」でおなじみの木下半太氏を集めていた。「殴り合いの時は顎を狙うと効果抜群」という豆知識などを得ることができ、実生活に役立てていた。などという冗談はさておきストーリーが単純に面白かった。「え、そこでそうなるん?」と、1冊読み終えるまでに100回言ってしまうのが木下作品の醍醐味。起承転結の転が強烈すぎるのだ。アウトローな性描写も中学生のあそこには最高にイイ感じで、思い出深い作品が多い。導入としては映画化もされた『悪夢のエレベーター』がおすすめである。密室のエレベーターに閉じ込められた個性豊かな登場人物の描き方、そもそもなんで閉じ込められたのか、そこからのどんでん返し…読んでて全く飽きることのない名著だと思う。普段読書をしない人でも笑いながら読めるのでお買い求めはお近くの書店で。

 

ファンタジー系だと断然万城目学氏が好きだった。万城目作品は僕の人生に大きな影響を与えたと言っても過言ではない。ほとんどの作品が映像化されている(なお映像化した作品は酷評されることが多い)ので知っている人も多いと思うが、奈良を舞台にした『鹿男あをによし』や、京都が舞台の『鴨川ホルモー』、大阪が舞台の『プリンセストヨトミ』など、関西が題材に取り上げられることが多い。これらの本は文庫まで待てないのでハードカバーを購入していた。それくらい毎回楽しみだった。

 

万城目作品が僕の人生にどのような影響を与えたかと言うと、関西の大学に行くと決めたのはこれらの小説を読んで世界観に引き込まれてしまったからだ。ホルモーの試合が行われるあそこの寺はどんな場所なんだろう。お好み焼き屋がある空堀商店街に行けばセーラー服を着た男子中学生に会えるんだろうか。奈良に行けば鹿と喋れるの?

 

万城目スポットにはそんなウキウキした気持ちをカバンいっぱいに背負って足を運んだ。大体の場所は期待通りかそれ以上の場所だった。『プリンセストヨトミ』に出てくる空堀商店街は最高だった。映画のロケ地にも行けたし、想像以上に雰囲気が良い商店街に興奮した。唐突に現れるスーパー玉出の蛍光色の看板なんかも実に味があった。ツタが生えた古民家を再利用した喫茶店だったか雑貨屋も、雑然とした大阪を忘れさせる異世界だった。

 

と書けばキリがないが、好きな本の思い出を書き綴っている間は嫌なこともすっかり忘れていた。また読書でも始めようかな。万城目作品のお買い求めはお近くの書店で。

なぜ薄汚いハゲデブ童貞うんこ野郎に女子大生は殺されたのか

前回のブログでこの題名で記事を書いていると言ってしまったので、テーマにせざるを得なくなってしまった。僕はこんな酷い言葉を人生で使ったことがないのでかなり心苦しいが、気力を振り絞って書いていこうと思う。

 

この事件を知らない人はほぼいないと思うが念のため概要を説明しておくと、東京の薬科大学に通っていた19歳女子大生が、ネットの掲示板で知り合った35歳の男に殺されて茨城県神栖市で遺体となり発見された。この事件がここまで話題になっているのは、2人が知り合ったきっかけがスマホゲーム「荒野行動」だったことと、犯人が薄汚いハゲデブ35歳だったことにある。

 

純朴な女子大生が殺された的な報道をされてるけど、ネットで知り合った見知らぬ男といきなり2人で会おうとしているから、被害者も相当なあれだと思う。ビッチだと思う。どうせパパ活感覚だろう。金銭問題があったとかいう報道もあるので、パパ活でお金を貰えると思った女子大生が、実際に会った男の正体(ハゲデブ35歳で金がない)を知った瞬間、「ネットで拡散する」とか言い始めたので犯人が殺した的な流れだと思う。仮にビッチではなくても相当頭は弱かっただろうね。

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写真は麻美ゆまちゃん。

ところでハゲデブ容疑者は学生時代不登校だったらしい。おそらくイジメが原因だろうなあという想像を容易にできて、それが真実ならその部分だけは同情できる。だからといって殺人を犯した事実は消えることなく、まったく同情の余地がない。むしろ軽蔑しかしない。もっと言うとそこから変わろうとしない人間だから最悪の親不孝者になってしまったのだろう。僕の大学時代の友人に学生時代いじめられていたやつがいた。そいつは僕にその辛い過去を平気なフリして打ち明けてくれたし、「大学で俺は変わりたい」と喜々として語っていた。そんなやつだからサークルも楽しんでたし彼女を作って毎日イチャイチャしていた。俺よりもリア充だった。ハゲデブ容疑者はまずそういった前向きさがなく、環境のせいにしてきたから悪い流れを断ち切れなかったんだろう。誤魔化して生きてるやつは往々にして悪い流れしか生まない。

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写真は麻美ゆまちゃん。

ハゲデブ容疑者の容姿はたしかに衝撃的だった。ハゲは正直しょうがない、僕もそうなるかもしれない。だけどデブは直せる。僕もデブだけど、デブはどうにでもなる。痩せてるハゲでもセックスしまっくてるやつらは腐るほどいる。決して打開できない容姿ではないはずだから甘えが生んだモンスターと言える。

 

先日大手コンビニからエロ本が消えるという衝撃のニュースが流れた。まあ時代の流れと言えばそうで、紙媒体はいずれ消える運命にある。先駆けがエロ本だっただけで、出版社への逆風の皮切りなのかもしれない。

 

僕は大学時代にローソンでバイトをしていた。当然エロ本を買う人を何人も見てきた。未成年への販売は禁止されてるんだけど、一日中勃起しているような男子高校生に売らないのは可哀想なので、たばこや酒を買おうとする未成年には厳しい対応をしていた僕も、エロ本購入男子には仏の顔で対応していた。他の店員よりエロ本遭遇率が高くて疑問だったけど、「お兄さんいてる時に来たら買えるでって友達に言っとくわ」などといつものガキが言ってたので、今はそれが原因だと納得している。

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写真は麻美ゆまちゃん。

ところでそんな僕でもむさくるしいおっさんがレジにエロ本を持ってくるときはきつかった。ちょうど今回のハゲデブ容疑者みたいなやつもよく買いにきた。シンプルに非モテすぎるのも可哀想だなあと思う反面、こういうところで負のオーラを生んでいるよなあとも思った。今時スマホでいくらでもエロ動画を見れるのに、「わざわざ僕はこのエロ本でせんずりこきます」なんて報告しなくていいのになあ。偏見かもしれないけど世渡り下手なんだろうという感想をもった。

 

そんなエロ本購入者の中でも衝撃的だったのは、元旦の午前中にやってきた痩せ気味の推定60歳前後のおっさんだ。元旦の午前中にコンビニバイトをしている僕もなかなか衝撃だが。あのおっさんの寂しそうな表情は今でも忘れられない。なんで俺は正月にこんなエロ本を買っているんだろう。そんな眼差しだった。家族はいないのだろうか、などと考えるのも野暮なシチュエーションなのはみなさんもわかってくれるはずだ。からあげクンでもサービスしてあげたくなったが、そういう優しさは返って傷つくだけなので笑顔で見送ることしかできなかった。

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写真は麻美ゆまちゃんと志村けんちゃん。

ハゲデブ容疑者の人となりはよくわからないが、そういう寂しさも多少孕んでいたのかもしれない。それが悪い方向に進んでしまったのか、はたまた最初から極悪人だったか。この話の着地点を見失っているけど、どうしても言いたいのは1つ。ネットの情報を精査できない人間が異性と出会おうとするべきではない。これだけは断言できる。

2018年馬券成績の振り返り

ついに2019年になった。正月だからといってなんか特別感を感じるような性格ではないから、ゴロゴロして燗酒をすする普段と変わらない休日を過ごしている。

 

anadaisei0609.hatenablog.com

「馬券購入意欲が激減した」という記事をこの前投稿したが、その時から心境にあまり変化はない。馬券を買いたくないわけではないから気が向いた時に買ってはいるのだけれど、無理して買わなくていいなという感じ。じゃあ前までは無理して買っていたの?という話になるが、どちらかと言えば無理して買っていたと思う。特に2017年はそれが顕著だった。

 

2017年・2018年と、一応2年連続でプラス収支をクリアできた。どちらも払戻合計金額が●百万円だったが、購入金額については2018年は2017年から70万円減らすことができた。なんでこんなに減らせたのかなあと色々考えてみたけど、結局無理して買わなくなったという部分が非常に大きな要因だと思う。


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上はPATの収支画面の比較だけど、購入レースも300弱減っている。それで的中率と払戻合計金額に差がないということは、自分の守備範囲に狙いをうまく絞って買えていたということ。浮いた分を自信レースに注力できるから払戻金も増える。好循環だったと思う。

 

「馬券を無理して買わない」というのは一般的に当たり前の話だけど、一度脳汁大量噴出を体感してしまった競馬ファンにとって、実現するのはなかなか難しい。その中で徐々にそういった方向性に持ち込めたことは非常に有意義だったんじゃないかと思っている。前出の記事で書いた通り、実現できた大きな要因として「自己顕示欲の減退」がある。このことは馬券を購入する上でいろんな効果を生み出すはずだ。

 

「誰かに認められたい」馬券はどうしても大きな金額を目指しがちになる。自分は元々穴党なので必ずしもそことリンクするわけではないけど、事後分析をしてみるとそういった要素が干渉している馬券が少なからずあって、オッズバランスと釣り合っていない買い目が多々見受けられる。自分は払戻5万円くらいの3連単に厚く張って大きな払戻を得ることが多く、決して超大穴から帯を目指すスタイルではない。超大穴から狙うときはワイドで買うことが多い。そこを踏まえると今後はより堅実に自分の守備範囲で買っていくことができるのはないだろうか。そうなると的中率の向上も見込める。

 

そもそも今年より馬券購入金額が減ることは間違いないので、その中でいかに取りこぼさないかという点も重要。参戦するレースが少なくなれば、当然今まで当ててたようなレースを購入しない可能性も高まってくる。たぶんプラス収支は余裕で達成できるので今年は「精度」をテーマに競馬を楽しんでいきたい。

ウォシュレットが止まらなくなった事件を振り返る

久々に企画書以外の文章を書きたくなった。3月の弥生賞遠征とか有料配信に関する記事の続編をいまだに書けずにいるが、今日は9月の出張時に起きたとある事件を振り返る。

 

先日の天皇賞秋で5万円をすった馬券廃人の筆者だが、人並み以上に働いて馬券代を稼いでいる。ストマック師匠が「馬券を買うなら他人より働いて稼がなければならない」と語っていたがまったくその通り。新卒2年目で大した給料は貰っていないが、「働かざる者、馬券買うべからず」である。馬券を買う資格は保有している。

 

そんな私はよく出張に行く。年間でおそらく60日は出張が入っているが、今年の9月の大阪出張時に事件は起きた。

 

イベントのためとある商業施設に出向いた時のこと。仕事中だったが便意を催したので社員用の個室トイレに入った。ちょうど日曜日だったのでうんこを出しつつ仕込み馬券の結果を確認。関西出張に行くとエセ関西弁が出るバイリンガルの私は「うわあ、あかんやんけ」などと言いながら、-10kの馬券収支をしっかりと目に焼き付けしばしのリラックスタイム。一通り出し終えお待ちかねのウォシュレットタイムだ。

 

中学生の頃から人知れず痔に悩まされてきた私にとって、ウォシュレットは神と言って差し支えない。尻を拭けば血が出る生活に慣れていたので、初めてウォシュレットを使用した時は衝撃的だった。ウォシュレットを使いすぎて若干アナルが開発された感は否めないが。

 

神に開発されたアナルに神をぶっかけひとまず気持ちよくなったので、「さあ尻拭くか」と『止』のボタンを押したその時。神が止まらない。神は私のアナルに勢いよく突進を続ける。まさか…と思い何回も押してみた。ダブルクリックしたり長押ししたり色々試したが一向に止まる気配を見せない。額から汗が滴る。やばい、故障か?

 

考えられるのは『止』のボタンが潰れているか、トイレその物がセンサーの故障で壊れているかのどちらか。神がアナルに特攻し続けること1分、後者の可能性を考慮して『おしり』のボタンを押してみた。

 

知っている方も多いと思うが、『おしり』のボタンを2回押すと神が急にテクニシャンになる。中学生の恋愛みたいに一途に突進してくるばかりだった神が、突如48歳のエロおやじばりにリズムを刻みながら肛門を攻めてくるのだ。

 

押した結果、神は48歳のエロおやじになった。良し、これで『止』のボタンが潰れていることがわかった。なにも良くはないが。

 

テクニシャンな神に耐えられなくなった私は『おしり』のボタンをもう一度押し、一途な神に戻す。後はどうやって止めるか。しかし考えても考えても良い案が浮かばない。「どないしよ…」思わずエセ関西弁が飛び出す。頭を抱えた。かれこれ4分俺のアナルに神がぶつかり続けてる。なんとなく『おしり』を押し48歳のエロおやじにしてみたが特に意味はないので元に戻す。

 

というか本来ウォシュレットは一定時間を過ぎると勝手に止まるはずだが、と思ったが、よくよく考えると定期的に『おしり』を押していたのでなかなか止まらないのである。なるほど、と一人で納得したが、もう尻が限界でどうにかしたい。ふと後ろを見たその時。コンセントが目に入った。そうかこれを抜けば止まるのか。なんて簡単なんだ。

 

こうして5分に及ぶ戦いはあっけなく幕を閉じた。

 

緊急時に如何に機転をきかせるか、私に不足している能力を気づかせてくれた出来事だった(違う

競馬の予想は答えのない方程式を解くような物

このブログは荒れに荒れた七夕賞が終わった直後から書き始めた。こんなの当たるわけねえ、メドウラークなんて買えねえわ。くっそしょうもない米子Sでボロ負けするような馬が勝つから競馬は面白いよ。なんて思ってTwitterを見たら、141人の相互フォロワーの中になんと2人もメドウラーク本命で爆裂した人がいたんですねえ。素直にすごい。

 

そのうちのお1人の方のツイートを拝見したんですけど、ただただ勉強になります。絶対に合わない阪神外回りを使い続けてきた馬の福島替わりなんだから買い。それはそうですよねっていう感じです。まあそこまでの思考にたどり着けるかは、確かな観察眼や知識が必須になるわけでまた別の問題なのですが、こういう道理にかなった思考の組み立てが競馬の予想をする上でパンツを履くくらい重要。

 

タイトルにも書いたように競馬の予想は答えのない方程式を解くようなものです。この手の言葉と言うのは今まで多くの人が掃いて捨てるほど言ってきましたが、改めて声を大にして言いたい。言ってしまえばいきなり答えを空欄に書いても当たる物は当たるし、長々と数式を書いたのに外れるものは外れる。

 

しっかり式を書いて答えを導き出したのに、途中暗算でできる部分の記入を飛ばしてテストで減点された。皆さんは学生時代にこういった経験をしたことがないですか?僕はないような気がするし、もしかしたら地球上でそういった経験をした人はいないかもしれない(なんだそれ)(じゃあなんのくだりだこれ)

 

しかし僕が「予想は答えのない~~」で言いたいのはそういう所が大事だということです。答えの式が明確であれば明確であるほど、自分自身は納得して馬券を買えるし、今後の馬券にも生かしていけるわけですねえ。当てずっぽうで正解した数式の類題は次回以降おそらく当てられません。しかし過程がわかってれば当たる可能性が高まります。

 

競馬の場合レースにならないとわからない条件が多すぎるので、毎回すんなり行かせてもらえるわけではありません。ただ過程がわかってれば類題じゃなくても生かせるんです。例えば阪神外回りが絶対合わないという見解がそうですよね。類題じゃないところにも行かせる。

 

予想乞食の人達にもついでに言及しますが、人の予想に依存するな、するなら誰かを追いかけろと言われるのはこのためです。人の予想真似たとしても自分が買いたいなと思ったレースはまともに予想できないですよね?まったく自分のためにならないのでやめた方が良いです。仮に誰かの予想を真似て買い続けるなら、それはそれで効果があるでしょう。その人の競馬観を習得できる可能性がありますから。ただやるなら一貫してやり続けないと意味がないです。やるなら根気強さが重要。

 

今回の七夕賞単勝万馬券が2頭も馬券圏内に入る珍事でしたが、こういう出来事はこうして競馬のいろはを見つめなおすいい機会なのではないでしょうか。以上