漫田久子の備忘録

日常、競馬など

仕事帰りにローソン寄ったらATMの前に1万円札が落ちていた話

ブログを書き始める前にオナニーをしようとしたら、DMMアプリの謎改悪アップデートが始まり、購入済み商品が表示されない非常事態が発生した。女性の方にはわからないだろうが、これは我々オナ猿にとって死を意味する。なぜなら「購入済み商品が表示されない=動画が再生されない」からである。私は憤慨して、DMMにクレームを入れ今日のブログもDMM運営への怒りを書き綴ろうと思ったが、近場にあったものでオナニーしたところどうでもよくなったので予定通りの内容でブログを書こうと思う。

 

今日の仕事終わり。木曜日から長期出張なのでその前に散髪しようと床屋に向かった。しかし着いて見ると臨時休業。わざわざ雨の中を歩いてきたのでこのまま真っすぐ帰宅するのも嫌だし、近くのローソンへおやつを買いに行った。お目当てはエッグタルト。ローソンでバイトをしていたときは休憩時間に必ず買って食べていたほど大好物で、この時期しか食べられない限定商品だ。自分と母親の分を1つずつ買い、ついでにLチキの新フレーバーも購入。これで夜ご飯まで大丈夫だ!(夜ご飯までは30分しかない)と店を出ようとしたが、「暇だし船橋でも買おう」と思い立ち、入金のためATMへ向かう。今日は中野省吾さん大活躍かなあなどと妄想し、さあ、今日の軍資金4万円をATMに入れようと財布から取り出したその時。下からなにか視線を感じる。なんだと思いその方向に目を移すと奴がいた。そう、諭吉だ。もちろんネコババなんてする気もないので、「なんか1万円札落ちてましたよー」とパートのおばちゃんに渡す。ありがとねー。これにて一件落着。

 

で済んでしまう話なのだがこれはあくまでも前フリである。

僕の今の馬券のレートと言えば平気で1Rに1万円を使い、3、4万円負けることもざらである。まあそれでも長期的にはプラス収支だしこのスタイルもなかなか良いなと思っているが、馬券を買っている間は1万円の価値が自分の中でインフレしているような金銭感覚の狂った人間であることは疑いようのない事実だ。そんな人間がだ。ATMの前に落ちている1万円札を見たときに条件反射で「あー、1万円札が落ちてる。もったいない。落とした人かわいそうだ」と思ったのである。その時はその感情に対してなにも思わなかったが、Lチキを頬張る帰り道になにか新鮮味を感じてしまった。「自分の中にはまだ1万円をもったいないと思える感覚があるのだ」と。競馬以外の趣味がなく出費がほとんどないため気づかなかったが、思い返すとたしかに競馬以外で平気で1万円札を使う機会はなかなかない気がする。

 

ギャンブルは金銭感覚をおかしくするものだしうまく付き合っていかないといけないのは議論しつくされたことだと思うけど、僕の感覚値で言えば「競馬は競馬でそうやって楽しめればいい、普段の生活を慎ましくすればいい」と割り切ってる人の方が多い気がする。僕も実際そっち派で、他人に迷惑かけないという前提ならそれで問題ないと思う。しかし今日の経験はその考え方すらも間違って見える新鮮さがあった。高レートで大金を得ることだけが競馬ではないと。お金の大事さを考えながらちびちび買う馬券もまた一興。そう思った。

 

ちなみに今日は船橋で4万すりました。