漫田久子の備忘録

日常、競馬など

競馬の有料配信で成功する方法を真剣に考えたPart1

久しぶりにブログを書きたくなったので色々と題材を考えた。

藤田伸二炎上とか色々ネタはあったが改めて書くことでもないな。じゃあ何を書こうと考えたらこのテーマになった。度々有料配信について記事にしているが、今改めてネタに選んだのにはいくつか理由がある。

1つは本業とのリンク。最近は新商品の企画書を作成したり、売れる商品にするためのブランディングを考えたり、常日頃から良質な商品について考える環境にある。今なら前とは違った有料配信のプランを考えられるのではと思った。これがまず1つ。

もう1つは僕自身が副業収入を得たいなと改めて感じたから。夏競馬が調子悪い中で、やはり馬券以外での競馬における収入があってもいいなと思う。これは僕のTwitterのTLにいる賢者がみな口を揃えて言っていることだ。以前にも僕が有料配信を試みたことがあるのは知っている人も多いと思うが、自分も満足できる商品を作るためには時間がかなり必要で、本業との両立は叶わなかった。今回はそこも踏まえて考えていきたい。

 

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(画像は磯山さやかさん)

 

僕のTwitterの相互フォロワーに皿屋敷(※敬称略)という人がいるんだけど、その人がよく「ランチェスター戦略」という言葉を多用する。ランチェスター戦略は元々戦争における兵力分析に用いられた「ランチェスターの法則」という物で、簡単に言うと兵士の数に武器の性能を数値化して掛け算すれば兵力を可視化できる、的な物だったと思う(うろ覚え)。それを踏まえた上で「強者」と「弱者」に分類ができ、兵士の数が多くて武器が強ければ強者、兵士の数が少なくて武器が弱ければ弱者となる。

強者は数で弱者を圧倒してしまうわけだが、弱者も勝利を目指すために武器の性能を上げることはもちろん、戦場の地形、気候条件、情報戦略その他諸々加味し、戦いに挑む。例えばだだっ広い平坦な荒野で真っ向勝負すれば数で圧倒されるが、渓谷や谷間、あるいは海上かもしれないが、少しでも自分たちが勝つ可能性を高める条件に持ち込むことが弱者には求められる。(大体合っていると思うが間違ってたらあれなので実際にぐぐって確認して)

これを経営に置き換え、兵士の数=営業マンの数、武器の性能=商品のクオリティとしたのがランチェスター戦略となる。大企業は営業力で圧倒し、経費を贅沢に使い商品力を高めて低価格で販売する一方、中小企業は営業力こそ劣るが価格以外の商品のクオリティで勝負する。中小企業は専門性を高めたり独自性を打ち出し、よりマニア受けする商品をブランディングする。そういった商品が「ニッチ市場」を構築していく。こういう構図が成り立つわけである。

これを軸にして売れる有料配信を考えたい。

 

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(画像は磯山さやかさん)

 

まず我々が有料配信をした場合弱者の立場であることは自覚しなければならない。競馬新聞やスポーツ紙の紙媒体がシェアで言えば依然トップであるし、それに追随する形で著書があったり雑誌で連載をもっているような著名な競馬予想家がいるわけである。正直後者の時点で弱者の戦法を取らざるを得ないし、我々のスタートがそれより下の立場と考えると相当難しいことは自明だ。

そういった時にまずしないといけないのが「ブランド力の向上」。ほとんどの配信者がやっているようにこれは基礎中の基礎で、いろいろ方法はあると思うが配信を商売とすること、容易に誰でも取り掛かれることを考えれば、SNS等の情報発信で知名度を高めることが手っ取り早いだろう。

ブランド力の指標として簡単なところではSNSのフォロワー数がわかりやすいだろう。「フォロワーが多ければ強い」的な偏差値30みたいなことは言いたくないが、フォロワーが多ければ多いほど拡散力が強まるのは言うまでもないし、大衆心理としてフォロワー1人のアカウントよりフォロワー10000人のアカウントの方が注目されるのもその通りだ。僕は一応2200人にTwitterでフォローされてるが、平均より拡散力があるのは自認している。

例えば上記ツイート、内容的にはしょうもないので反応は少ないが、インプレッション(このツイートを他のユーザーに見られた回数)で言えばなんと現時点で635人に見られている。フォロワー数が多いほど有料配信においてメリットがあるのは明白なのだ。しかし本当に成功しようと思えばこれでは少ない。そして質を上げなければならない。500人に配信の宣伝ツイートを見られても当然全員が買うわけではない。拡散力を高めたら今度は信頼関係を構築するフェーズに移行する。

そもそもだが有料配信の世界は実力社会である。詐欺まがいの行為でもしない限り、真面目に取り組んでのし上がるには商品力(後述するがここではあえて予想力とは書かない)が必要だ。例えば精肉メーカーが黒毛和牛並みに高品質で100円/㌘の低コストな合成肉を発明したらめちゃくちゃ売れると思う。しかしそれには前提としてそのメーカーが安全な商品を販売することをが周知されてなければならないし、それを発明するにあたっての豊富な知識と沢山の試行錯誤が必要になる。簡単に短く書いているが、世間一般でヒット商品を作り上げるにはそれ以上の難しさがある。

競馬の有料配信で成功することがそれより簡単だと考えるのはお門違いで、なんならさっき例に出した合成肉のヒット商品を作ることより大変かもしれない。なぜなら誰でも参入できる業界だがら競合が多すぎるのである。競合が多いということはまず大手が出来づらいという点がある。大手が出来づらいということはみんなが弱者の戦法を取るわけで、そうなると競合相手全員が専門性の高いメンバーで構成される。しかも専門分野を思い浮かべた時に、馬場読み・血統・ローテーション・調教・独自指数・馬体診断など、ジャンルは両手に収まるほどしかない。有料配信は「ニッチ市場」であり独自性や専門性をアピールすることが難しいのだ。

 

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(画像は磯山さやかさん)

 

ここでやっと話が「信頼関係を構築するフェーズ」に戻るが、この業界でいう信頼関係は「配信者の競馬における知識や他にはない見解、実直さ」を認知された時に初めて生まれる。「実直さ」と書いたのは、詐欺まがいの配信が現在横行しているからで、まあこれを認知してもらうこと自体は、真面目に取り組めば大した問題はないだろう。強いて問題点をあげるなら、真面目に予想しても当たらないのが競馬なので、それをわかった上で購入するのが本来の有料コンテンツだと思うが、そこを理解しないで予想が外れたら詐欺認定するやっかいな輩がいるくらいか。

しかし「競馬における知識や他にはない見解」については、先述したように独自性や専門性をアピールすること自体が難しいため、認知に手間取ることは間違いない。知識を深めて地道にやるしかない。

僕が過去にした有料配信に「中野省吾の買い時を考察するだけの商品」があった。僕は中野省吾が好きであることを当時Twitterでよく公言していたし、単勝40倍の中野省吾騎乗馬に1万円かけて40万にしたのをツイートして拡散されていたので、この専門性を認知するというミッションについては割と簡単にこなせていた気がする。売り上げも2日間で3000円だったので悪くなかった。しかし別の問題で商品をうまく成立させることができず三日坊主になってしまったのである。

 

思いのほか長くなってしまいそうなので次回はこの続きから更新します。