漫田久子の備忘録

日常、競馬など

「JRAのCM正直なんでもいい説」と語彙力がほしい話

今日は特定の話題についてではなく、最近思ったことをつらつらと書いていきます。

 

最近TwitterのTLを確認することがめっきり減りましたが、極稀にアプリを開くと3億年前から議論されているデジャヴな内容で盛り上がる様子を見ることがあります。その中で僕の目を引いたのはJRAのCM議論。ラッタッタとTHE LEGENDのどちらが良いかを熱く語り合う謎定期です。ちなみに僕はTHE LEGEND派です。

 

ラッタッタ放送開始直後は圧倒的クソ評価で「博報堂氏ね」なんて言われていた気がしますが、最近は評価する流れが主流みたいですね。ちょっとびっくりしましたが、その論旨としては「ラッタッタでは新規ファンを獲得できるけどTHE LEGENDでは無理。現に新規増えているし」「既存競馬ファンを満足させるだけの生産性のないCMを流す意味がないだろ」という感じ。まあ百理ありますな、という所感ではあるけど、本当にラッタッタで新規ファンが増えているかなんてわからないですよね。言いたいことはわかるけど。

 

そもそもTHE LEGENDで新規ファンが増えなかったのかすらわからないですし、実証できない肌感統計に意味なんかあるのでしょうか。「でも当時より今の方が馬券の売り上げ増えているよね」と言われそうですが、それもラッタッタが要因なんて言えませんよね。今はスマホがめっちゃ普及してディズニーランドでも馬券を買えるくらい馬券購入が手軽になったわけです。あとキタサンブラックとか話題性のあるスターホースも登場したし、UMAJOスポットなんかもこの数年でできています。売り上げや新規ファンが増える要因、考えれば考えるほど出てきますね。

 

何が言いたいかというと、この手のCMの良し悪しをそこで語るべきではないんじゃないかなと思うんです。そもそもラッタッタとTHE LEGENDどちらが良いかなんていう議論自体不毛であることに最近気づきましたが、極論言うと武豊ルメールがしょうもない漫才しているだけのCMを垂れ流しても新規ファンは増える気がします。競馬その物のコンテンツ力がでかすぎますから。THE LEGEND見ながらせんずりこいてもいいじゃないですか。土屋太鳳見ながらせんずりこいてもいいじゃないですか。オカズは人それぞれですよ。…議論の始まりが僕だけズレていたみたいなのでこの話題はここで終わりますね。

 

話変わって語彙力ほしいなあって。まあそれ以上でもそれ以下でもございませんが。僕高校1年の時、暇すぎて(勉強しろ)小説を書こうと思ったんですけど、実際書こうと思うとまったく筆が進まないんですよね。ストーリーは決まっているのだけれど筆が進まない、これは語彙力の不足が原因に他ならないです。売れている小説を見れば一目瞭然ですが、作家の人たちは1つのニュアンスにつき100個ぐらい言葉の引きだしを持っています。大袈裟じゃなく。

 

例えば「今日は不安で死にたくなった。不安である理由は~~~だ。不安な僕は一人不安を押し殺し、不安な日々をこれから過ごしていくのだ。」みたいな1節があったら「不安」という言葉にすべて違う表現を用いるんですよね。そもそも文才がある人はこんな文章構成にしませんが、要するにそういうことです。僕はこれが原因で挫折しました。

 

このブログを書いているときも、1回1回違う表現を使うことに気を付けていますが難しいですよね。語彙力は自然に身に着くものではないので勉強するしかないです。

 

ということでまとまりの話題でしたが今日はこれで終わります。「たっぽい!たっぽい!たっぽい!たっぽい!」でおなじみのTOM★CAT「TOUGH BOY」を聴きながらお送りしました。駄文をご拝読いただきありがとうございました。

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